ウクライナの抵抗
津波が無ければもっと大きく報道されるはずだったのが、ウクライナでの野党ユーシェンコ氏の大統領選の勝利。
真相はともかく「毒殺されかけた」との与党攻撃も功を奏し、ウクライナ国民はロシア離れの道を選択した。
前回の第一回投票後は何かと内政干渉気味の発言の多かったプーチン。
再投票に関しては不気味な沈黙を守った。
彼はその代わりにユコスの解体と掌握に専念。
津波が無ければもっと大きく報道されるはずだったのが、ウクライナでの野党ユーシェンコ氏の大統領選の勝利。
真相はともかく「毒殺されかけた」との与党攻撃も功を奏し、ウクライナ国民はロシア離れの道を選択した。
前回の第一回投票後は何かと内政干渉気味の発言の多かったプーチン。
再投票に関しては不気味な沈黙を守った。
彼はその代わりにユコスの解体と掌握に専念。
北オセチア共和国の学校占拠事件に関するロシアのテレビ局の報道姿勢が批判に晒されている。
【ニューヨーク4日共同】4日付の米紙ニューヨーク・タイムズは、ロシアの主要テレビ局が自国で起きた学校人質事件の報道に一様に消極的だったと批判的な記事を掲載した。
同紙は、ロシアではプーチン政権が政敵封じ込めのため主要テレビ局への情報統制を強めてきたと批判されてきたが、3日のテレビ局の動きでこの事実が明白になったと指摘した。
モスクワからの報道によると、ロシア公共テレビやロシア国営テレビは事件を手短に報じるだけで、通常の娯楽番組を放送。民放NTVも、ロシア軍特殊部隊と犯人側の戦闘が始まった際、ニュース番組として放送していたが、爆発や銃撃戦が激しくなると急きょ中継を取りやめ約20分間、米共和党大会などの海外ニュースに切り替えた。
NYタイムズは当然としても、時事通信によれば、同じく4日付でロシアの有力紙イズベスチヤまでが、テレビの報道ぶりをやり玉に挙げ、「ロシアのジャーナリストにとって恥辱だ」と批判していると言うのだから、一般国民の反発も相当なものと推測される。
NYMEXで取引されているWTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の9月物は、今日の時間外取引で1バレル46.9$の史上最高値をつけ、まだ上昇しそうな勢いと報じられている。
一旦35$台に落ち着いたかに見えたWTIが急上昇に転じたのは、7月初めのこと。
折りしもロシア石油大手のユコスは7月5日までに脱税追徴額34億ドルの支払いを命じられていて、直前の2日には裁判所から資産を凍結された。
5日には外国銀行団が10億ドルのデフォルトを宣言し、にわかに危機感が強まった。
ユコスの前社長ホドルコフスキーは、90年代後半にエリツィンと組んで巨大な利権を手にした7人のオリガルヒ(新興財閥)の一人で、ユダヤ人だ。