ミスジャッジ
今日のWBC、対アメリカ戦。
タッチアップを認めた二塁塁審の判定を覆した主審の判断は明らかに誤り。
「父のおかげ」と号泣する息子。
負けた時は「100%期待を裏切ってくれた」と無念を現し、勝てば「息子にはまだ私が必要」と喜ぶ父親。
どちらも一人立ちしていないようで、好きじゃないんです、こういうの。
18日の朝日新聞紙上、「デートカー」という見出しに目を惹かれた人は多いに違いない。
私自身バブル黎明期にインテグラに乗っていた事があるが、その頃活字メディアで「デートカー」という言葉を見た記憶は無い。
多くの金メダルを土産に競泳や柔道の選手が華々しく凱旋するのを横目に、プロ野球の選手が静かに帰国した。
メディアの論調を見ると、「信じられない」「星野なら勝てた」「研究不足」「作戦ミス」「金縛りにあった」などが多い。
確かに中畑氏で無ければもう少し上手く戦ったであろう事は想像に難くないが、それを「選手だけでは勝てない」という意味に捉えれば、監督の選考もまた、現在の日本野球界の実力であると言うしかない。
準決勝で負けた瞬間、口々に「長嶋さんに申し訳ない」と頭を下げる監督、ナインの姿にも違和感を禁じ得ない。
31日に重慶で行われたアジアカップ、日本×ヨルダン戦は、GK川口の超人的な集中力と、キャプテン宮本の冷静な抗議とプレーで、日本が大逆転でPK戦を制した。
ヨルダンは、ホーム以上に一方的な自分達への声援に浮かれ、最後は自ら崩れた。
重慶の観客は、日本人を侮蔑したプラカードを掲げ、切れ目無いブーイングを浴びせ、数少ない日本サポーターにゴミを投げつけて威嚇した。