ニュルンベルクのマイスタージンガー
オペラシティにある新国立劇場でニュルンベルクのマイスタージンガーを見ました。
14日、五嶋みどりさんのコンサートをオペラシティで見ました。
1階の8列目。
距離にして10mくらいで初めて見るみどりさんは、TVで見るとおり小柄な体格ですが、大変エネルギッシュ。
この週の演奏日程からして、これだけのスターが良く承知するなあという過密振り。
仏の作家、フランソワーズ・サガンが先月24日に亡くなった。
享年69歳。
51年前に書いた「悲しみよこんにちは」は18歳の時の作品。
早熟の天才だ。
サガン、セシル、セシルの週末というフローで、同じく早熟の荒井由実を連想し、「ひこうき雲」から「14番目の月」までの4枚を久々に「一気聞き」した。
小学生の時はFM放送を聴いてエアチェック(死語?)に夢中だった。
中高生になると、少しずつ小遣いを貯めてシステムコンポをバラ買いし、自分なりの組み合わせを楽しんだ。(通称バラコンだが、マニア以外には死語)
いわゆるハイエンドオーディオを趣味とする人が極端に少なくなり、長岡鉄男氏に代表されるようなオーディオ評論家の活躍する場が減って行ったのは、CDが急速に普及し始めた80年代だった。
音楽が正座して聴く「床の間」趣味から、常に身近で楽しむものになり、家具としての「ステレオ」が家庭から消え去り、個人の道具としてのウォークマンとミニコンポが取って代わった。
1985年3月。
その2年前に自らがペプシコーラから引き抜いたジョン・スカリーに追われるようにスティーブ・ジョブスはアップルから去った。
そして1997年に復帰した時、熱狂するMacファンをよそに、世間は彼にさほどの期待を寄せていなかった。
しかし、彼はマイクロソフトから出資を受けるという離れ業を演じ、