ピコラエヴィッチ紙幣
第2回城山三郎経済小説大賞を受賞したピコラエヴィッチ紙幣―日本人が発行したルーブル札の謎は、経済小説というよりも冒険小説的な味わいです。
日本株の中長期投資で資産形成が出来ないという事実は既に投資の世界の常識ですが、最近の出遅れ感はさらに目を覆うばかりの悲惨さです。
いわゆる増資ラッシュがその一因であることは事実。
特にメガバンクの巨額増資不安は市場の上値を確実に抑えています。
日本人にとっては既成事実化しているブランド離れですが、表参道のベルサーチ撤退やLVMHの銀座進出取り止めなど具体的な動きが出るに連れ、海外メディアの報道も増えています。
WSJは、「Cheap and Trendy Gains as Luxury Fades in Japan」 という9日付け記事の中で、
親に寄生していた「OL」達もボーナスカットと残業代の減少でお金がないのだ、という声を紹介しています。
G20では現状の厳しさが再確認されましたが、「だからこそ異例の金融緩和が続く、だから買いだ」とでも言うかのように、株式市場でのリスク志向は結構活発です。
クロス円が堅調な為替市場と見比べてみると、株式市場の楽観はやや過剰と見られますが、事実は事実として、この金融市場での果実が現実に早く降りてくる国ほど実体経済が早く回復するということになります。
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