January 14, 2018

今週の相場(1/12時点)

年明け第二週も、株式相場は絶好調。
DOWは、第一週の+577$に続き、今週も508$買われ、二週間で4.4%も上昇。

このペースなら、2月中にも3万ドルに到達。
市場の声は、「トランプ、万歳!」です。

日経平均は、第一週の+950円に対し、今週は▲60円。
日柄調整入りムードも感じられますが、背景にあるのは為替要因。


昨年末に112円70銭だったドル円は、111円04銭近辺と、2円近く円高方向へと動きました。
証券会社は、1円円高で約▲230円、などと言います。

ドルインデックス(1年)です。
Dxy01133
急落して90を割りそうです。

何がドル安を加速させているのでしょうか。

» Continue reading

| | Comments (0)

January 06, 2018

今週の相場(1/5時点)

2018年の株式市場は、好調過ぎるくらいのスタートを切りました。

日経平均は2日で950円も上昇。
昨年壁だった23000円を軽く超えてバブル後の半値戻しを達成、更なる長期上昇への可能性を示しました。

N225201885

NYもスタートダッシュ。
DOWは、新年から4連騰して25000$を突破。
3万ドルへのスタートだと、大統領自らが叫んでいます。

2万ドルを超えてから僅か1年足らずで25%アップ。
この間のS&P500とNASDAQは、それぞれ+20%、+28%です。

もはや株価は、GDPの伸びとは無関係に、グングン成長していく指標となりました。

NASDAQの長期チャートです。

Nasdaq20188

仮に、ITバブルの頂点で買っていたとしても、今や40%の利益。
世界の終わりかと思えたリーマンショックによる下落も、絶好の買い場にしか見えません。

昨日発表された12月の米雇用統計は、雇用者数が14万8000人増加、失業率は4.1%で横ばい、賃金は前年比2.5%増と11月の2.4%増を上回る結果。
FRBの利上げスタンスを大きく変えるような内容とは思えません。

これを受けて、米長期金利は2.45%→2.47%に上昇。

CMEの金利先物市場では、今年12月が1.94%で取引されており、利上げは2回分と少な目の織り込みです。

現在、米2年金利は1.96%と10年金利と0.51%しか差が無いので、FRBの利上げに応じて長期金利が上昇してくれないと、イールドカーブフラット化の危険性が高まっていくことになります。

3月にも予想される今年1回目の利上げに対して、米長期金利がどういった反応を示すかは重要と思われます。

» Continue reading

| | Comments (0)

January 05, 2018

ダウ平均2万ドル突破以降の構成銘柄騰落率(メモ)

1 ボーイング         77.3
2 キャタピラー        62.4
3 ウォルマート・ストアーズ  48.8
4 マクドナルド        42.6
5 アップル          42.0
6 ユナイテッドヘルス・グループ      39.2
7 ホーム・デポ         38.6
8 ビザ            38.4
9 マイクロソフト       36.8
10 スリーエム(3M)     35.1
11 アメリカン・エキスプレス  31.2
12 シスコシステムズ      27.0
13 JPモルガン・チェース   26.7
14 ジョンソン・エンド・ジョンソン     24.6
15 ダウ・デュポン       23.7
16 ナイキ           17.8
17 ファイザー         17.6
18 ユナイテッド・テクノロジーズ      17.6
19 インテル          17.5
20 トラベラーズ        12.5
21 コカ・コーラ          9.4
22 シェブロン          9.3
23 ゴールドマン・サックス    8.3
24 ベライゾン・コミュニケーションズ      5.7
25 プロクター・アンド・ギャンブル     4.6
26 ウォルト・ディズニー     3.9
27 エクソンモービル       1.7
28 メルク           ▲6.6
29 IBM           ▲9.3
30 ゼネラル・エレクトリック ▲39.0

ダウ工業株30種平均       24.9
(注)17年1月25日から18年1月4日までの騰落率。▲は下落

| | Comments (0)

December 31, 2017

今年(2017年)の相場を振り返る

この数年間、いつ崩れてもおかしくはないと言われ続けている株式相場ですが、期待を裏切って(?)今年も好調を維持。

大きな構図としては、雇用のために金利上昇を抑制する金融政策が資産価格の高騰を容認している、ということになりそうです。

リーマンショック後、10%まで上昇したアメリカの失業率は4.1%にまで低下。
Usunemplo444

FFレートは、年初の0.75%から1.5%まで3回利上げされたものの、比較的穏やかなものであると投資家は評価し、今年の株式市場は軒並み上昇しました。

日経平均+19%、JASDAQ+43%、マザーズ+31%、
DOW+25%、S&P500+19%、NASDAQ+28%、
FTSE+7.6%、DAX+12.5%、
上海総合+6.8%、KOSPI+21.8%。

但し、いわゆるFANGなど特定のIT系銘柄への物色集中も見られ、我々の未来が特定の企業に支配されることを暗示しているのではないかとの懸念も感じられます。

欧州株の上昇幅が物足りない感じがするのは恐らく為替の影響で、ポンドもユーロも対ドルで1割程度上がっているので、ドルベースで見れば他市場と遜色ない結果になりそうです。

本来の株式投資は、今が良いかどうかではなく、半年から1年先が良いかどうかという先行性で判断するものと言われてきましたが、最近は足下の景気動向や企業業績ばかりが議論されているような気もします。

世界的な温泉気分は不動産に現れやすく、米国商業用不動産価格指数(グリーン・ストリート・アドバイザーズ)は、既にリーマンショック前の水準を大きく超えています。

Greenstreetindex1229

» Continue reading

| | Comments (0)

December 23, 2017

今週の相場(12/22時点)

欧米ではクリスマス休暇に入る投資家が増え、全般に動きが鈍くなっています。

政治の世界では、アメリカで減税法案が可決。
連邦法人税率が恒久的に35%から21%になったインパクトは大きく、通信大手AT&Tは全従業員に1000$のボーナスを決定、ウェルズファーゴなど2つの銀行が賃上げを発表しています。

減税→財政悪化→国債増発を織り込んで、米長期金利は上昇。
Usinte114
節目の2.5%に近づきました。

但し、ドルインデックスは反応薄。
Dxy122333
ドル円は112円後半から113円台前半へと50銭ほどの円安反応でしたが、ユーロドルは1週間前の1.17台から1.18台へと、むしろ上がっています。

IMMポジションです。

      (12月19日) (12月12日) (増減)
カナダドル   45901     41960  +3941
スイスフラン ▲17395    ▲28765 +11370
ポンド      20388    11388   +9000
円       ▲114373  ▲114123  ▲250
ユーロ     86224     113889  ▲27665
NZドル    ▲16619   ▲13428  ▲3191
豪ドル    ▲12660    40720   ▲53380

円とユーロは、クリスマス前のポジション調整でしょうか。
豪ドルは突然のマイ転ですが、実際の為替相場では豪ドルが上昇しており、ドル弱含みです。   

» Continue reading

| | Comments (0)

December 16, 2017

今週の相場(12/15時点)

相変わらず株式市場は好調。
DOWは、また高値更新し、今週は1.3%上昇です。
Dow1216

日経平均は1.2%下落。
時節がら利益確定が進んでいることと、ドルが軟調で、為替がやや円高に進行したことが要因かもしれません。

年初来のDOWと日経平均。
N225dow1216
日本株は出遅れ感から、9月以降急速に差を詰めましたが、11月に追いつくと、その後は一進一退。
一日で860円も値幅が出た11月9日以来、23000円が壁になりました。

為替に関しては、ドルが強いのか弱いのか、依然曖昧です。

年初来のドルインデックス。
Dxy12166
年初が一番高く、9月に底を打ってからはボラが低下。
ドル円も112円を中心に、大きくは動きません。

FRBが粛々と利上げする以上、年末には確実に115円です、といった安易なプロたちの予想は外れそうです。

» Continue reading

| | Comments (0)

December 03, 2017

今週の相場(12/1時点)~Be prepared~

ドルは強いのか、弱いのか。
ドルインデックスを見ると、11月以降は下げ傾向です。

Dxy120113

シカゴ筋ポジションです。

       (11月28日)  (11月21日) (増減)
カナダドル  45658     45125     +533
スイスフラン ▲30184   ▲29740   ▲444
ポンド     4573     ▲300    +4873
円      ▲110640   ▲122602  +11962
ユーロ    89681     95437   ▲5757
NZドル  ▲14022    ▲13394   ▲628
豪ドル    38882     39817   ▲935

増減はマチマチ。
特段の傾向は見えませんが、円ショートおよびユーロロングいずれも減少していることから見ると、一定の警戒感が窺えます。

米長期金利です。
Usintee10yy

米税制改正が進展すればポジティブ、ロシア疑惑など政権の不安定さに繋がる報道では売られるという短期的な揺れはありますが、結局は大して動きません。

長期金利が、将来の成長性やインフレ率を示唆しているという見方に立てば、この1年間、成長に対する見通しは大きく変わっていないにも関わらず、株は大きく上がっているということになります。

イギリスのオックスフォード大学は、100年債を2.5%という低金利で発行を決めました。
いわゆる債券バブルの発生が言われて久しいですが、株も債券も同時に上がる現象について、ゴールドマンも警鐘を鳴らし始めました。

ゴールドマンが市場評価に警告-19世紀末以来水準、痛みに変わる

彼らも、市場崩壊(?)の可能性に対する保険的ポジションを構築し始めたということかと思います。

なお、米税制改正案が上院を通過して下院との調整に入るとの前進がある一方で、フリン元前大統領補佐官が司法に「陥落」したとの報道もあり、この二つの綱引きは、来週も相場の不安定要素となりそうです。

» Continue reading

| | Comments (0)

November 25, 2017

今週の相場(11/24時点)

今週のドルインデックスは、93.7→92.8と、また下げました。

Dxy1124445
中期的に見ると、2ヶ月の上昇分を1ヶ月で失ったような格好になっています。

現在のドル相場は、米国長期金利との相関性が強いことが指摘されていますが、今週は2.34%で変わらないのに、ドルは下げました。(チャートは1年)

Us10yint456
その長期金利も、株式相場の動向や税制改革の行方などに一喜一憂状態です。

一方の短期(2年)金利は、FRBの利上げ姿勢に反応してジワジワ上昇しているので、長短金利差(10年-2年)は縮小傾向。

102kinrisaa

これだけで見れば、金融危機以降、銀行経営は最も苦しい時期ということになりますが、米国金融株に特段の懸念のサインは出ていません。(下記は、JPモルガンとDOWの比較)
Jpmdow5554

イールドカーブが完全にフラット化した訳でも無いので、危機感は共有されていないようです。
Usyield5524

債券相場(金利)と株式相場で乖離がある場合、最終的には債券相場の意見が通るのが慣例ですが、上海株が少し下げたくらいで、株式相場は堅調持続です。

» Continue reading

| | Comments (0)

November 23, 2017

東芝株はいくらが妥当か

先週末に東芝が公式発表した、約5800億円(手取りベース)の第三者割当増資。

これによって、メモリー事業の売却無しでも、2018/3時点での債務超過が回避される見通しとなりました。

東芝の債務超過見込み額は7500億円。
5800億円の増資に加えて、当該資金による債務保証の支払いによる税効果2400億円により、700億円程度の期末自己資本残高が見込まれているようです。

新規発行株数は約23億株で、これは既存の約42億株の54%にあたり、希薄化率は35%にもなります。
発行価格は262.8円で、これは直前市場価格292円の10%オフです。

いくら上場回避というプラス面があっても、株数が5割増しになれば株式価値は下がると考えるのが自然だと思いましたが、月曜日の株価は17円(6%)下がって275円でした。

» Continue reading

| | Comments (0)

November 18, 2017

シカゴ筋ポジションの確認(11/14時点)

      (11月14日)  (11月7日) (増減)
カナダドル  47335     50889  ▲3554
スイスフラン ▲27983   ▲25110 ▲2873
ポンド    ▲4533    ▲9198  +4665
円      ▲135999  ▲127848 ▲8151
ユーロ    84586    85455   ▲869
NZドル   ▲11891   ▲11187  ▲704
豪ドル    44032    45437   ▲1405

ポンド以外は増減マイナスであり、ドル高方向と言えますが、現実のドルは混迷しています。

ドルインデックスです。
Dxy10188885
先月末まで、しっかりしたドル反発トレンドが見えたような気がしましたが、その後は失速。

特に今週のドル円は、後半に謎の下落。
Dy1118554
10月はじめの水準である、112円ちょうど近辺まで戻りました。
ここを割り込むと、110円まで落ちそうです。

米長期金利。
Us10ykinriiikl

2.3%近辺をウロウロしているだけで、方向性は見えません。

一方の短期金利(2年↓)は、FRBの利上げを織り込んで、粛々と上がっているので、長短金利差は縮小し、特に金融機関に関してはベアなサインを出していることになります。

Us2ykinrii563

» Continue reading

| | Comments (0)

«シカゴ筋ポジションは未確認