新興のスタートダッシュはあるのか
今年は明日からの相場を心待ちにしている方も多いように感じられます。
かと言っていきなり成り買いで良いのか、慌てず押し目待ちの指値にするのか、なかなか悩ましいところです。
お正月の間、どちらにするかばかり悩んでいた方もいらっしゃるかもしれませんが、そうだとすれば、それだけ買い気が十分ということで、心強い限りです。
昨年を振り返ってトレンドを確認してみると、日経JASDAQ平均は、昨年後半ずっと下値を切り下げる動きが続いていましたが、その中で5日線が25日線を突き抜けようとした動きは3回ありました。
最初は9月初旬の短期GC。
イノテックが業績発表期待で上がっていた頃です。
四季報期待相場だったかもしれません。
しかし、中旬にはあえなく下降します。
2回目は10月前半。
Jパワーの上場通過で一時的なリバウンドがありましたが、結局GCに至らずに失速。
3回目は11月中旬。
エルピーダの通過による需給良化が期待され、コネクト、MPTあたりも短期的に買われていました。
この時もGCしましたが、すぐに終わりました。
今回は年末という特殊要因かもしれませんが、大分雰囲気が違います。
これまでのようにすぐに腰折れしていませんし、日経平均もこの半年間では一番の強さを示しています。
過去これと似たような動きを探すとすると、昨年2月後半から3月初め、になるでしょうか。
この時はGWまで約2ヶ月好調な地合いが続きました。
個人のHPをいくつか見ると、1年の利益の半分くらいは、この2ヶ月で稼いだ人が多いようです。
全体の環境を考えて見ると、当分IPOは無さそうですし、4月に大量に発生した信用買いの残高が昨年秋にかなり整理されたため、市場の短期的な需給が改善方向にあるとの見方が大勢です。
スタートで躓くと、期待が大きいだけに、アレレ、と一気に腰砕けになるでしょうが、よほどの事が無い限り好発進すると考えるのが普通の判断だと思います。
直近IPOで、一休みしている銘柄の動向には注意を払いたいと思います。
シコリ玉の整理が付いたものに蒸し返しの動きが見られると、足は早いかもしれません。
昨日の箱根駅伝、順天堂大の今井選手の走りには驚きました。
かつての瀬古選手とイメージがダブりましたので、将来大変なマラソンランナーになる素質の持ち主なのかもしれません。
私も、自分の実力と資金量の範囲内で、精一杯走りたいと思いますので宜しくお願いいたします。
明日からの皆様の御健闘を祈ります。
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