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July 10, 2005

当面の相場観

テロ直後にDOWが146$も上がるとはかなり驚きました。
出来れば3日に分けて欲しかったというところです。
CMEのNIKKEIは+190円の11740円まで買われています。

円安基調とは言え、輸出関連銘柄には頭打ち感が強いのが実態。
NECエレの下方修正もハイテクを買いにくくしました。

アメリカではAMAT(アプライドマテリアル)など半導体製造装置は堅調で、NECエレのケースはミクロ的な現象であると個人的には考えますが、日本のLSI関連が弱いというのは直視せざるを得ないでしょう。

バブルの後遺症を克服した多くの企業は、「攻めの経営」を合言葉に交際費、広告費、交通費等を増やしています。

先日私が個人タクシーに対して行ったヒアリングでは、企業のタクシーチケット利用は着実に増えています。
支障ないでしょうから実名挙げますが、鉄では、新日鉄、クボタ、電気では富士通、日立などが目立つようです。
ドコモも相変わらず、大量に使っています。

人気のある飲食店は予約が取りにくくなっており、この業界もますます二極化して行くでしょう。

今日は近くのSCに調査に行きましたが、かなり人は多く、3時過ぎでもレストラン街は相当の混雑でした。
しかし出口を見ていると、買い物袋はさほど大きくありません。
お中元の注文をし、家族で食事はするものの、納得出来なければ簡単には買わないという傾向が感じられます。

液晶関連は価格競争は厳しいものの、総体的な需要は引き続き強いと考えます。
イオンの10万円製品の売れ行きが示すように、価格さえ妥当なら、潜在需要は無限に近いことが示されました。
来年のワールドカップに向けて、この冬のボーナスで買う人が多いでしょう。

住宅に関するマーケットは本格的な構造変化の入り口にあります。

「人生で最大の買い物」などという乾坤一擲ターミナルショッピング思想は弱まり、今までなら動かなかった中年世代、即ち「子育て終了による都心回帰ニーズ」等に的確に対応出来るデベが生き残るでしょう。

郊外の画一化されたニュータウンは価格下落により、ベビーカーに占領されて大人が住める場所ではありません。
幼児の歓声により、全てのレストランがファミレス化する街では、多様な価値観に答えることは不可能です。

多様性あるサービスを期待する感性ある人々は都心に再集合し、それがまた東京コアエリアの魅力となります。

所得の二極分化により、地価の安い場所はさらに環境悪化の恐れがあります。

駅から1分、エリアNO1、人気沿線・人気タウンなどプレミアムがあるロケーションに投資すべきです。

これから大量にリタイアする団塊世代が投資意欲に目覚めれば、莫大な資金が株式市場に流入することは疑いがありません。
それを加速するのが郵政民営化です。

全体の流れは「外需から内需」という傾向を押さえつつ、液晶の勝ち組は投資適格と考えますが、NYの結果がどのくらい東京に喝を入れるのかをひとまず見届けたいところです。

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