逆噴射の終了
NYDOW 11128(-77) N225 16155(+68)
日経平均は16000円割れから回復。
新興市場も後場から一斉にリバウンド模様となりました。
新興市場の指標銘柄でもあるVテクやイートレードにも資金が集まっており、株式市場は、ようやく底打ちを宣言して良さそうです。
今週はフージャースが521K→498K。
三菱商事が2595円→2485円。
今週の成績は、-910千円でした。
今週は世界中の株式市場が大きく調整しました。
インドがマイナス11%、ロシア同12%、ブラジル同6%、シンガポール同5%。
WTIは68$台まで調整し、ゴールドは655$と1週間でおよそ1割急降下。
ドルも111.66円とひとまず落ち着いて来ましたし、EUR/USDも1.28前後。
フランスの要人発言もあり、いきなり1.3を超えるようなユーロ急騰は避けられそうです。
これ以上のドル安は世界に混乱をもたらすという認識が広がり、アメリカ政府も牽制に入っている様子が感じられます。
19日のNYSE、NASDAQも小幅上昇し、今までのポジションを一旦リリースする逆流的な動きは一応収まったものと考えられます。
日本の新興市場は下げ過ぎの反動から来週以降反発を試しに行くでしょうし、世界のエマージングマーケットも、そろりそろりと頭をもたげていくでしょう。
インドやロシアは、まだまだ高いという声もあり、予断は許しませんが、最も深く調整したのは日本の新興市場でしょうから、一番割安なのかもしれません。
アメリカではインフレ懸念から次回FRBでの利上げ観測が有力となり、債券市場も上昇しているようですが、6月に上げれば8月は休止、6月休止すれば8月再度利上げが妥当なところというのが私の見通しです。
むしろここでの利上げは、ややブレーキがきつ過ぎるかもしれませんので、後者の方が景気持続には好ましい可能性があるように私には見えます。
東京マーケットのリバウンド度合いは、為替に大きく依存するでしょうが、もしも円ドルが1ヶ月前に開けた116円前後の窓を埋めに行く動きとなれば、ショートカヴァーを巻き込みながらの短期的ラリーとなり、9月の総裁選挙に向けてフェイドアウトするというのが3ヶ月予想です。
この週末、昨日までの予報よりも低気圧の影響は弱そうで、にわか雨程度で済みそうです。
束の間の五月晴れの中、どうぞ良い週末をお過ごしください。
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Comments
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Posted by: Yasu | May 21, 2006 01:14 PM