« 6/9 恐る恐るの反発 | Main | 格差社会に出口はあるのか »

June 10, 2006

新興市場不利の法則

2年間じっと保有していても利益ゼロでした。

Snhi2y

日経平均とJASDAQ指数の2年間比較チャートです。

言うまでもなく赤字がJASDAQですが、2年間HOLDしたと仮定すれば結局チャラ。

片や日経平均は+30%。

2年間で3割UPというのは、企業業績、地価動向などから考えて、私の実感は妥当だと答えます。

短期的には値が軽いようでも所詮新興はマイナー市場。
今年1月が異常な過熱のようではあっても、良くグラフを見ればそのピークは日経平均に及んでいません。

信用リスク、流動性リスク、社長が覚せい剤を使用しているリスクなど東証一部の優良銘柄には有り得ないリスクを背負い込んでいるのですから、本来景気回復局面では日経平均より有利でおかしくはありません。

リスクが大きくてリターンが小さい市場から資金が逃避するのは当然ですが、このゼロサムチャートでも利益を挙げて生き残った人たちは、何らかの条件を満たしているはずです。

・銘柄の選別が出来た長期投資姿勢である
・割り切った利確と同時に、躊躇ない損切りが出来る
・必ずしも新興オンリーではない
・休むことが出来る

などなど。

結局のところ、業績分析もせずにライブドアを買っているくせに負ければ業績が正しく公開されていなかったと裁判所に泣きつくような素人集団は全て振るい落とされたと思われますので、これからの新興市場は少しプロっぽい相場付きになると信じて良いと思います。

なお、全て平均で2年前から上昇率ゼロは、この経済環境を考えるとむしろ異常であり、今後中期的には好パフォーマンスをもたらす銘柄が新興市場に眠っていると考えるのが自然です。

ここがスタートと考え、これから高成長を遂げるような企業を発掘可能と考えるなら、むしろ大いにやりがいがあるでしょうが、そのためには世の中のトレンドを正しく理解する必要があるでしょう。

情報の取得よりも、情報の選択、即ち役に立たない情報を見破って捨てる力が重要です。

1日中ネットにかじりついているだけでは、大人が動かすリアルワールドの変化に先行することは難しいでしょう。


この記事が参考になりましたら BlogRankingに一票をお願いいたします。

|

« 6/9 恐る恐るの反発 | Main | 格差社会に出口はあるのか »

Comments

ウケました。>社長が大麻を吸っているリスク。
いつも参考にさせていただいております。
新興は最後のボス、タワー凍死顧問が残っていますね。
良さそうな企業の株を保有していたりして、
ココが崩れる(崩される)のが最後のリスクかと
思っています。


後でトラバさせて下さい。

Posted by: もきぞう | June 10, 2006 06:23 PM

もきぞうさん、こんにちは。
正確には覚せい剤でしたので訂正しました。(笑)

TBは悪質な宣伝が多いので現在停止中です。
ご了承ください。

Posted by: akazukin | June 11, 2006 10:53 AM

あ、ホントだ。>TB
すみません、チャート引用させて頂きました。

Posted by: もきぞう | June 12, 2006 03:20 PM

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« 6/9 恐る恐るの反発 | Main | 格差社会に出口はあるのか »