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February 24, 2007

全面高

日経平均は79円の上昇に過ぎませんが、感覚的には全面高でした。

今日は本当に強いと感じました。

商社にも火が付いて来ましたし、REIT、不動産銘柄の勢いは、あのバブル時代の「行き過ぎ」を感じさせます。

三菱地所PER65倍、住友不動産49倍、三井不動産45倍。
業績は来期も堅調でしょうが、ここからを買う気にはなれません。

ソフトバンクや新興市場の上昇も個人の買い余力を大きく改善させ、買い残の膨張を懸念する声をひとまずはかき消すエネルギーを感じさせます。

J-REIT指数は今日だけで2.76%上昇。
薄い売り物を強引に買い漁っているように見えます。

株式だったら、とっくに全部売り払っているかもしれませんが、インカムの裏付けがあるので、高くなればなるほど抱え込んだ地銀のサラリーマン運用担当者諸氏には手放す判断が出来ないでしょう。

そこを投信と外人が手当たり次第買っていく構図は、仮に調整があっても小規模なものではないかと思わせます。

NYは週間では昨年8月以来の大幅な下落。
イラン関係の緊張による原油高、住宅ローンのデフォルト拡大などが原因とされていますが、日本への影響はこれまでよりも軽微と予想されます。

アジアではインド市場が暴落に近い状態ですので、インド絡みの銘柄は敬遠されるでしょうが、これも日本市場全体への影響は限定的かと思います。

全体に、「アメリカ」が売られ、資金がドルから避難場所を探すような兆しがあり、また短期的にはインドが崩れそうなことでBRICS市場への警戒もより強まるので、こうした資金の避難先としてさらに日本市場がクローズアップされるかどうかが、来週のポイントになりそうです。

三菱商事は高水準の信用買い残により出遅れていましたが、いまだに割安です。

日立は新日鉄に替わるディーリング候補の筆頭(?)として出来高を伸ばしました。
ホンダは売出し価格決定後に動くと思います。

米シティが日興シティを事実上傘下にするとの報道もあるように、世界的な再編劇の中で日本企業が改めて「値付け」されるプロセスが今の日本株上昇の最大のエネルギーであるといえそうです。

為替市場は長期トレンドとしての円安をキープしつつ、短期的な材料に反応した円売りポジションの解消が相場を動かしているという認識です。

1500兆円の個人金融資産はFX取引に続々と参入してくることが予想され、1年を終わってみれば数%の円安となっているというのが今年のメインシナリオだと思います。


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