循環物色
日経平均は連日の高値更新。
昨日の主役の不動産や商社が一休みし、今日はハイテクが主導。
日替わりで物色が循環する典型的な上昇相場のように感じられますが、無理やりテーマを探して彷徨っているようにも見えます。
一部海外投資家が日本の不動産業界の近未来について、過度に期待しているという報道はその通りであるような気がします。
そうした中、REITは調整必至どころか、ますます勢いが付いています。
いくら何でもそろそろ調整すると思いますが、今日の野村不レジデンシャルの初値もクレイジーでした。
過去に何度か見た、「そういえばあの相場もあそこがピークだったなあ」という局面に酷似しています。
明日のGDPは期待が大きいだけに重要ですが、数値が良ければ利上げ観測が強まり、株価の上値を抑えます。
弱ければ当分利上げが出来ず、円安傾向が強まりますが、それで上値を追うのも本質的な経済回復ではなく、限界があります。
為替は全般にドルが売られていて、クロス円は堅調ですが、肝心のドル円が今ひとつの展開です。
仕方がないので、オセアニア通貨を中心に、押し目を拾っています。
昨日久しぶりに有楽町マリオンに立ち寄ったら、1階の巨大な広告スペースを占拠しているのは、「外為どっとコム」でした。
いよいよそういう時代になったんだなあ、と感じ入りました。
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