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June 12, 2007

市場は迷っている、ということにしておきたい

10年JGBの利回りは1.94%、クーポン1.5%まで上昇した5年債も1.53%と、今日も債券市場は軟調でした。

債券市場が落ち着いていた5月初め頃と現在の10年国債金利の乖離(上昇率)は、日本がおよそ30bspであるのに対し、ユーロ債が概ね40、米・豪は約50。

金利差は拡大しているので、為替市場での円売りテーマは不変。
大きな変化は起こっていません。

上昇率でいうと、日本以外は概ね10%程度ですが、日本はおよそ20%。
従って企業の支払利息の増加幅という観点では、日本が最もネガティブで、日本株のポーションは下げたいと思う人が多く、下げが大きいという理屈でしょうか。

REITは引け際に大きく買いの入った銘柄もありましたが、ショートカヴァーのような感じで、明日は不透明。
今までのように短期間で元の位置に戻すだろうという強いムードは感じません。

そもそも世界的な金利上昇を、アメリカの利下げ期待の剥落というだけでは説明しにくく、インフレ期待の高まりというには、ゴールドなど商品市況もいま一つ。

これだけの金利上昇は、病み上がりのアメリカ住宅市況に対して相当のマイナスでしょうから、「アメリカ経済底堅い論」にも何だか乗りにくい。

現時点での結論は、観察継続です。


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