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January 03, 2008

荒れる2008年

パキスタンやケニアで不穏な情勢が伝えられる中、2日のDOWは200$安。

アメリカの長期金利は4%を切って3.9%。
2年債金利は2.88%となり、金利面の魅力も薄れています。

行き場を失ったマネーは商品へシフトし、原油は一時100$、CRB指数は2%以上上昇して最高値更新。

イラク侵攻の失敗でアメリカの軍事力の威厳は著しく低下しました。

中国は資源目当てに軍事政権に武器を売り、内戦は増えそう。

自信を失ったアメリカは、共和党も民主党も候補者がまとまりません。
これでは誰が大統領になっても求心力は限定的。

日本は民主党が参院選に勝っただけで政治はストップ。

ねじれで進まないのではなく、ねじれを口実にして真剣な歩み寄りをしない。

この程度でデッドロックになるようでは多様な価値観を束ねた国家運営は無理と、外人は日本売り。

多様な意見をまとめるのに一番簡単な価値観は、誰も反対しない経済成長です。

だから中国は一応平穏。

日本もこれまで経済一本やりで来ましたが、国全体で豊かになるのはどうやら限界。

頼るべき政府と価値観を失った日本人は、会社に、家族に、自己愛に、あるいは投資へと、それぞれに自分のアイデンティティを求めようとするでしょうが、それがまた他者に攻撃的になる可能性もあります。

縮こまった世界観が蔓延りやすく、再びカルト集団などが活躍しやすい不安定な環境になりそうです。

お金があっても何かと悩みは尽きないのですから、金が無ければ不安は増殖するに決まってます。


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