早かろう安かろうで良いのか
通勤途中、携帯でベアスターンズが買収されるとのニュースを見ました。
さすがにアメリカの対応は素早い、と感心しましたが、2$というのには驚きました。
午前中の為替市場はパニック的な円高となり、約定通知の遅れも発生。
チベット問題まで登場し、中国株は買い手不在。
顕在化していない悪材料は、鳥インフルエンザの大流行くらいのもの。
今の相場の本流は、ドルというペーパーマネーの信頼が崩れて、より実体あるものへ向かっていくべき、ということかと思います。
従って、原油と金はドル不信の受け皿となるが、不動産や株式はならない、と解釈されています。
なぜなら、アメリカ発の世界的な不況で経済活動が停滞し、大恐慌の可能性もあると一部で考えられているからです。
「だから大恐慌を乗り切ったベアスターンズも終わったんだよ。」
流動性は十分あるだけに、私はそうした超悲観的なシナリオが実現する可能性は極めて低いと思いますが、いずれにせよアメリカがドルの価値を犠牲にして苦境を乗り切るという従来パターンを諦める事が必要です。
18日のFOMCでは大幅利下げが有力ですが、これがさらなるドル売りのトリガーとなり、クレジット市場を瓦解させてしまう可能性は日増しに高まっています。
実質金利がマイナスになるような利下げで、ドル債券がパニック売りになり、今日の円高など比較にならないドル安を引き起こしたら、取り返しが付かない金融恐慌も有り得ます。
ブッシュ政権は、ウォール街のみならず、世界の金融業界が屍で累々となってから、公的資金を注ぎ込むことになりかねません。
今晩NYで金融株が売り叩かれる展開となるのは当然ですが、2$という価格を認めた当局は、何らかのアクションを取る義務があると思われます。
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Comments
ベアスタもサブプライムドミノの一駒にすぎないのでしょう。
一株2$のインパクト、次の駒はベアスタ株&サブプライム債権を保有するファンド、金融機関?
Posted by: minmin | March 17, 2008 at 10:41 PM