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May 17, 2008

2ヶ月間の戻り相場は終焉?

日経平均が12000円を割り、円が1$=95円台を付けた3月中旬の行き過ぎから、リスク資産は順調に回復しています。

軌道から外れた衛星が、ぐぐっと想定ラインに戻って来たような印象です。

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売られ過ぎ日本株はDOWに追い付いたので、力強い日本の戻り相場は一旦これで終わりと推測します。

戻れていないのは、電力や空運など、「原油負け」の銘柄。
一方の海運は強く、バルチック指数は年初来高値を更新しています。

株式以上に不調だったJ-REITも、どうやらそのマイナス分を取り返す動きになっているように見えます。

割安増資による「非成長」の懸念が薄らいだ銘柄には、まだ相当の上昇余地が残っていると判断します。


アメリカは割安になった不動産や商品を売って凌ぐ生活に入っていると考えられますが、その分世界に物価高の芽をばら撒きました。

この国が今後世界に何を貢献することで生きていくのか、それは秋の大統領選挙次第でしょう。

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中国は、人民元相場が踊り場。

香港市場に関しては、ほぼ国際平均的な動きと思いますが、上海は別。

春節の大雪、チベット不安に続いて大地震と、内陸部は試練が続いています。

収まらないインフレ率は、農村の方が沿海部よりも高く、これまでの二極化成長の歪みが噴出。

中国の長期的成長シナリオが不変と考えるなら、なおさら今上海を特別に買う必要はないと考えられます。

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ブラジルか台湾で迷って台湾を買ってしまったのを後悔していましたが、あらためて比較してみるとさほど差はありません。

中国経済が良ければ台湾への直接投資は当然伸びる。
中国の政治状況が不安定化すれば、資金は香港と台湾に逃げる。

台湾が中国と共に生きると決めた先の総統選挙は、そういう意味合いを持つと思います。


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