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May 28, 2008

「中川秀直」はどこまで支持されるのか

政界注目の官僚国家の崩壊が出ました。

政治家、中川秀直64歳。

ついに官僚たちへ本格的宣戦布告、といったところです。

上げ潮路線で知られる彼が掲げる政策は、基本的に「小さな政府」主義に基づいたものであり、概ね「まとも」です。

彼は、官僚と、その既得権に寄生する人々を「ステルス複合体」と呼んでいますが、現在の日本において、国益よりも省益となりやすい硬直した官僚制度が最大の改革の障害となっていることに、疑いはないと思います。

日本の現状を、「能力の高い国民を劣化した官僚が率いている」と分析し、「安心できる社会」「弱者救済」を御旗に自分たちの身分と権益を守ろうとする官僚組織を痛烈に批判しています。

こうした挑戦的な書籍が出版されるということ自体、政治家と官僚が利益共同体的な体制を維持してきた55年体制が完全に崩壊し、将来への強い危機感が醸成してきた証拠であり、政界にも大きなマグマがうごめいているのでしょう。

年金記録問題とか、ガソリン税とか、局地的テーマではなく、小さな政府か、大きな政府かという国家観によって政治勢力が二つに集約し、そこで日本の将来をかけた選挙が、近い将来実施されるのではないでしょうか。

消費税増税の前にやるべきことは残っていないのか。
肥大化した中央集権体制を見直し、地方自治重視に180度転換すべきではないか。
官僚機構が実質的な政策立案を担っている現状を打破し、真の意味で、国民に主権を取り戻すべきではないのか。

こうした国民的選択なしに、日本の子供たちの未来も、資産形成のための株価上昇も、地価の健全な上昇もありえないと私は考えます。

彼がこの本に書いたとおりに真摯に行動するなら、多くの国民は支持を与えるでしょう。


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Comments

中川さんの上げ潮論がじっくり聞けてスッキリしましたよー。↓オススメです(^_-)-☆
http://www.videonews.com/on-demand/371380/001321.php

Posted by: おおい | June 11, 2008 at 10:21 PM

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