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June 01, 2008

4月のCPI、実は下落

4月のCPIは、前年同月比+0.8%。
生鮮品を除くコアCPIは同0.9%。
食料、エネルギーを除くコアコアは-0.1%。

これだけ値上げが身近に広まる中で、コアコアはマイナスです。

収入が伸びず、食料やエネルギーに支出が取られた分、他で節約を強いられているからと推定されます。

お小遣いが限られているお父さんは、何かが上がれば節約しか方法はありません。
日本全体が同じ状態になっていると考えられます。

タクシーの4月の1台あたり収入をみると、地方で落ち込みが顕著。

札幌では前年比4.9%減。
「特に歓楽街での夜間収入が低下している」のは、「ちょっと一杯」が節約対象になっているのは明らかです。

この状態で利上げ、増税という政策を選択するなら、国民はさらに疲弊するでしょう。

財政再建が成功する鍵は、徹底した歳出カットと国家資産の売却による国のスリム化の後に増税すること。
順番の問題が大事だと、竹中教授は強く主張されています。

先に増税してしまえば、国家が節約するインセンティブは働きません。

国民も企業も、まずは節約し、徹底的に無駄を排除して贅肉を取り去った結果、新興国の成長の恩恵を上手く受け、5年前よりは、少し良くなっているのです。

この間、さらにぶくぶくと太った国家財政がダイエットに取り組まなくて良い、という選択を国民がするなら、日本は無責任が正当化され、国家のモラル崩壊により滅亡する道へと進むことになると思われます。


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