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June 25, 2008

REITの割安度世界比較

ラサールインベストメントによる、REIT時価総額のNAVに対するディスカウント率が公表されているので、記録しておきます。

『米ラサール インベストメント マネージメントは、世界的に割安感が高まっているREIT(不動産投資信託)への投資を加速する意向を示した。同社が特に注目しているのはオーストラリアと日本のREITだ。

 ラサールの集計によると、REITを中心とする不動産証券の時価総額は、5月末時点でNAV(純資産価値)を13.8%も下回る。国別にみると、米国でのディスカウント率は5.4%にとどまっている一方で、オーストラリアと日本のディスカウント率はそれぞれ33.1%、26.5%と大きい(下の一覧参照)。

 ラサールは、賃料や空室率といった、市場のファンダメンタルズが堅調に推移するとみていることから、両国のREITの割安感が高まったと判断している。東京のオフィスビルでは、過去に安い賃料で入居したテナントの賃料改定が進むことから、平均賃料が2008年から2010年までに20%以上成長すると見込んでいる。

 ラサール インベストメント マネージメントは、米大手不動産コンサルティング会社、ジョーンズ ラング ラサールのグループ会社。傘下に、REITや不動産会社への投資を専門に担当する部門、ラサール インベストメント マネージメント セキュリティーズを抱えている。同部門では102億ドル(約1兆円)の資産を運用している。

 同部門のアジア太平洋地域担当CEO、トッド・カンター氏は、「市況がポジティブでもネガティブでも投資機会を見つけるのが我々の役割だ」と話す。米国ではサブプライムローン問題により、家を手放して賃料の安いアパートに入居する低所得層が増えている。ラサールは需要を見越して「クラスBアパート」と呼ばれるこうした物件に投資し、年率20%以上のリターンを実現したという。

オフィスビルなどの市場では、資金難に陥った売り主から物件を取得する機会が増えるとみている。

◇REIT時価総額のNAVに対するディスカウント率

グローバル 13.8%
米国 5.4%
カナダ 22.6%
欧州大陸 10.2%
英国 18.4%
オーストラリア 33.1%
香港 10.1%
日本 26.5%
シンガポール 13.0%

(ラサール インベストメント マネージメント セキュリティーズ調べ。5月30日時点) 』

さて、震源地のアメリカが、最も下げ渋っていることを、どう評価すべきなのでしょうか。

俄かには測りかねるところですが、直感としては、下げが甘いのだろうと思います。


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