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September 13, 2008

リスク回避の1週間

今週1週間はGSE救済劇発表で始まり、後半はリーマンブラザーズの経営不安で大きく揺れました。

結局週間でDOWは+200$(+1.8%)。
ドイツ+1.7%。
日経平均は+2円、シンガポール-4ポイントと、ほぼ変わらず。

香港-3%、上海-5.6%、インド-3.4%、ロシア-8%、ブラジル+0.8%。

欧米が少し上がり、BRICSはブラジル以外大負け、その他は小幅。

全体としてみると、資金が危ない場所から引き揚げました。

資源関連に過剰投資したヘッジファンドを代表に、資金繰りが苦しくなって投資の回収行動に出た結果が、円高ドル高。

リスクの縮小が相場を動かす原動力になっています。

金曜日は大きく円安方向にリバウンドしましたが、前の週の教訓から「週末リスク」も回避しようという行動が、クロス円の上昇になったためで、これをもってトレンド転換と判断するのは危険そうです。

リーマン問題解決の期待はあるものの、AIGは1週間でほぼ半額。
メリルは36%下落。

何かネガティブなニュースがあれば、また元通りリスク回避行動が主役になるかもしれません。

下げ相場は、徹底的に下げなければ終わらず、途中いくつかの「騙し」があるのは相場の常です。

日本の状況は、不動産中心に極端な信用収縮が一定の解決に向かっている過程に見えます。

10月になれば中間決算期越えの安心感が現れ、機関のニューマネーも出てくる期待から新興不動産やJ-REITが反発模様です。

もちろん、これも騙しという可能性がありますが、内需・高配当という特徴はリスク回避の局面ではむしろ評価されるべきディフェンシブファクターです。

もっとも、下げ過ぎは是正されますが、中長期的な上昇基調にはなり得ません。
不動産市場もハイエンドマーケットを中心に、一定の調整が不可避な状況となっています。


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