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September 09, 2008

ユーロバブル崩壊の兆し?

今日のアジア市場は大きく反落。
日経平均は昨日の上昇分の半分強を失い、商社や海運などの銘柄は概ね全部を失いました。

市場の関心は、金融の問題ではなく実体経済の景気後退だと投資家は再認識させられています。

景気が「後退」するのですから、相場水準も全て時間軸が後退していきます。

欧米の株式指数は、概ね2006年夏レベル。
ポンドドルの水準は2006年1~3月頃まで戻りました。

豪ドルは対米ドルで2007年6月頃の水準で、2006年のピークと比べると1割以上高く、ユーロは対米ドルで2006年のピークより2割ほど高い位置にあります。

円とドルの位置関係は微妙で、2006年の平均値は115円くらいですから、まだドルが割安ともいえますが、購買力平価説を取るなら円が割安。

但し、いずれにせよ経験的にドル円のボラティリティは小さいので、ユーロの下げトレンドに着目する限り、ユーロドル売りでもユーロ円売りでも、大きな差はないように思われます。

これまで長い間、ドル安の受け皿として原油とユーロが共に上がるという構図でしたが、景気後退により世界がドル(と円?)に回帰するなら、オイルもユーロも共に下がるという逆転の図式になると言い切れるのか。

これまで積み上げられたユーロポジションが果たして今後も正当化されるのかどうかを、相場はあらためて確認しようとしているように見えます。

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参考記事:為替こうみる:ボラ急騰、「ユーロバブル」崩壊の可能性


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