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September 29, 2008

振り向けば買い手はいない

しばらく膠着していた為替市場が円高に動き始めました。

欧州株式市場は大きく下げています。

市場の視点は、金融危機から実体経済に移り、景気後退の長期化を織り込みに行っています。
日経平均1万円、DOW1万ドルは当然に想定しておくべき前提です。

東京市場では、海運や商社系を中心に年初来安値も増えています。

パシフィックHDが再度下方修正し、大和証券との提携についても継続協議中以上の話は出てきません。

ランドコムが民事再生法。
サンシティの半期報告書には、継続企業の前提に関する注記。

これに関する社長のメッセージは、なかなかに正直で好感が持てますが、リプラスは注記発表の2日後に破綻しました。

明日は期末ですから、またいくつかの上場不動産会社が逝くかもしれません。

実物不動産に流動性はありません。

バブル崩壊時、「気が付けば買い手が一人もいない」という状態を私は横で見ていましたが、この恐ろしさを目の前にした時は手遅れです。


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Comments

新しい時代の幕開けですね。棒下がりの中で一人?わくわくしています。私は変人なのでしょうか(笑)。

代替エネルギーが加速して中国内需が勃興するそのときに新しい時代が胎動すると思っています。同即時とはいかないでしょうからスパイラル上に進行していくことを期待しています。2010年くらいでしょうか。。

さてドルの蜃気楼信用がつぶれてから、元が実体ベースで少しづつ信用を担っていく、その実体性の分だけ今までより緩やかなものになると思っています。もう少し米国がもってくれれば攻守交替もスムーズでした。ここまで引っ張ってくれた米国にお礼とさよならをいいたいです。

Posted by: Blue | September 29, 2008 11:39 PM

本格的な多極化時代への入り口にいるところではないでしょうか。

アメリカ経済の役割は、80年代に製造業を日本が肩代わりしたように、徐々に各国が分担して来ましたが、ドルの機能をバラバラに引き受けることは難しく、その分だけ割高になっていたドルが、今引き摺り下ろされようとしているように感じます。

Posted by: akazukin | September 30, 2008 08:47 AM

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