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September 03, 2008

ウォン安が止まらない

韓国市場でウォンが取引開始直後から下落し、対ドルで4年ぶり安値を更新。

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特にこの1ヶ月の下落率は12%にもなります。

韓国中央銀行は危機感を持ち、7月以来大規模なドル売り・ウォン買いの市場介入に踏み切っています。
その規模は7月が100億ドル、8月が70億ドル規模といわれていますが、目立った効果は出ていません。

韓国では以前から9月経済危機説が囁かれていました。

外国人が保有している総額7兆4000億ウォンの債券(約7100億円)の満期が9月に集中しており、外国為替市場が混乱に陥るというのが、その根拠です。

韓国銀行(中央銀行)が発表した8月末時点の外貨準備は2432億ドル。
70億ドルはその3%。

いくら何でもこの量で市場が動揺するとは思えず、「韓国人はBSEになりやすい」というのと同程度の信憑性のように思えますが、だからといって単なる噂と無視できないところに今の韓国経済の厳しさがあります。

韓国の8月の貿易赤字は32億3000万ドル(約3490億円)で、過去7カ月で最高。
年初来の累積貿易赤字は115億7000万ドル(約1兆2510億円)で、通年の貿易収支がアジア通貨危機以来11年ぶりの赤字に転落する可能性が高まっています。

長引く金融不安により、アジア全体から投資マネーが引き揚げているのも事実。
原油反落により、資源エネルギー関連ファンドのクローズも報道されています。

人々が噂に怯えて行動すれば、理屈では起こり得ないはずのアジア通貨危機が再びあるかもしれません。

LTCMも、彼らの言葉によれば標準偏差の10倍という、有り得ないはずのロシア危機で消滅しました。


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