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November 07, 2008

世界は中国次第

オバマは競争よりも分配を好みます。

労組に押された民主党は議会も支配し、GMにも支援を強めます。

しかし、いくら支援しても、今後の主流である小型車と環境技術で日欧と対等に競争できるかどうかは未知数です。

融資、保証、出資いずれは国有化。
政府はデトロイトスリーと心中する羽目になるかもしれません。

オバマは「勤労世帯の95%を対象とした所得減税」も約束しており、金がいくらあっても足りません。

大量の国債発行で、長期金利が高止まりすれば、住宅ローンも下がらず、銀行だけを支援しているようなもの。

誰もがドルは売りたいけれど、暴落は困る。
ドルがじり安となれば、再び資源相場に資金が向かうかもしれません。

アメリカの富裕層には厳しい時代でしょうが、だからといって黒人貧困層がそれで救われるわけでもありません。

中産階級が経済を支えた良き時代に戻るには、アメリカも日本も分断され過ぎてしまいました。
世界の南北問題は一向に解決されておらず、グローバル投資は世界の貧困を先進国が輸入することにもなっています。

イラクの戦費は減るでしょうが、アフガニスタンは増える。
ソ連は10年に渡るアフガン侵攻で国力が疲弊し、撤退から僅か3年で国が崩壊しました。

金融危機の救済に加えて、減税、財政出動と面倒見の良い政府を志向すれば財政赤字が巨額になり、ドンドン今の日本に似た構造になっていくのかもしれません。

IMFは、2009年の世界の経済成長に対する新興国への依存度は100%だと言っています。

今後の株式市場が新興国次第ということは、詰まるところ中国次第。

つまり、中国株を買って中国の成長エンジンをサポートすることは、結果的に世界経済を救うことに繋がります。


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