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January 21, 2009

金を通して世界を読む

日経マネーのウェブサイトで金投資のコラム(http://blog.nikkeibp.co.jp/money/gold/toshima/)を連載している豊島逸夫さんの初の著作「金を通して世界を読む」。

安心してお勧めできる良書です。

タイトルどおり、金の話というよりは、金の値動きを通じてどのように世界が見えるか、が中心。
特別に派手な話は無いものの、数々のエピソードを楽しく読みながら、頭の整理が出来ます。

同じ金のETFでも、東証の1326と大証の1328がどう違うのかもスッキリ。

似て非なる原油と金相場の違いも、読んだ後はかなり分かったような気になります。

金産出大国である南アフリカの盛衰も興味深く、今まで断片的に知っていたヨハネスブルグの治安悪化、電力不足などのピースが奇麗に繋がります。

やはり金は単にコモディティの一つではなく、究極の通貨なので奥が深い。

全く投資をしたことがない人や、国益に疎い日本の政治家こそ、こうした本をじっくりと読むべきでしょう。

良い投資家の話に共通なのは、利益を求めて値段を追いかけるのではなく、資産を守るためにアセットを分散するという考え方。
そこからは、ハイレバなどという「邪道」の手法は絶対に出てきません。


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Comments

こんばんは。
ご推奨の本を読んでみました。
金がなぜまたどのように動くのか、さすが良く書けていました。
ただし一回読んだだけではよく理解したというところまで行かず、金に投資しようと思うようになったら、再読するつもりです。
良いご本を推奨頂き、有難うございました。

Posted by: iceberg | January 26, 2009 at 12:40 AM

icebergさん、ありがとうございます。
私は1326を少しだけ持っています。

Posted by: akazukin | January 26, 2009 at 07:00 AM

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