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January 24, 2009

まだまだ暗い

問題の元凶であるアメリカの住宅市場。

12月の着工件数は前年同月比で45.0%減。
年間90万戸という規模は、人口が半分以下の日本の住宅着工戸数(1―11月で101万戸)よりも少ない(!)。

どうしようもなく悪いと考えるのか、だから行き過ぎと考えるべきなのか。

ローン金利が史上最低といっても30年固定で4.96%。
長期金利2.6%に対してスプレッド230bps以上。

今の米国の状況で、誰が4.96%で30年も借りるのか。

アメリカの金利市場には、まだこれまでの楽観論が残っているのかもしれません。


中国もGDP成長率が6.8%に低下して厳しい状況。

敢えて明るい材料を探すと、12月の鉱工業生産額は、前年同期比5.7%のプラスを達成。
11月(5.4%)から0.3ポイント改善して底打ちを期待する声もあり。
小売売上高も前年同期比で19.0%増加としっかり。

まあ、中国の統計を信じるなら、ですが。

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H株指数は現在6600。
5年前の2004年1月、H株は4600。

年率平均で7%の上昇は、GDP成長率と比べておかしくはないので、長期的にみて上海、H株は割高とは言えないでしょうが、依然日々はボラティリティの高い展開です。

バルチック指数がようやく反発気味。
12月上旬の660から今は950近辺。

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とはいえピークの10分の1以下ですが、とにもかくにも商船三井(9104)の株価は、日経平均よりは明らかにマシな動きです。


J-REIT指数は日銀の金融支援アナウンス効果でどうやら破綻的なレベルからは脱却の雰囲気。
Photo_2
直近は日経平均と逆の動きになっています。

運用難が数年間続くことが予想される中で平均利回り7.2%はフリーレートとのスプレッド6%と、平常時なら断然割安ですが、今は戦時なので何ともいえません。

バリュエーションで魅力がない日経平均は、再び7000円を割れても驚くには値しません。

日本株を中長期的に買うなら、ピンポイントしかないという状態は、過去も現在も未来も変わらないでしょう。

「さわかみファンド」の12月末基準価額は9888円。
10年も配当再投資して元本割れ。

成長しない国を対象に、安く買って長く持てば良いという思想は幻想です。

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