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February 05, 2009

救済はモラルとの差し違えか

バンクオブアメリカ(BOA)の株価が節目の5$を切ったことが話題です。
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5$を割ると、多くの機関投資家は説明責任上「買えない」。

BOAの経営陣は、責任はメリルの前CEOセインにあると言いたいところ。

メリルの第4四半期決算は、純損失が153億1000万ドルと拡大。
合併クロージング前のどさくさに40億ドルのボーナスを支給。
自分の個室と会議室の改装に120万ドル。

このボーナス支給に司法長官の捜査が入っている関係もあって、BOAは自分の投資銀行部門のボーナス支給を延期。
今になって、高い買い物をした(させられた?)と後悔しきりかもしれません。

今日付けのFT。

Bank of America to sell three jets and Merrill's helicopter」(バンカメは3機のジェット機とメリルのヘリコプターを売却)
さらにNYのアパートメントも売却検討中とあります。

GMの「プライベートジェット機陳情」が批判されて以来、シティは契約済みのジェット機購入をキャンセルさせられそうですし、どうにも下世話な部分ばかりに焦点があたっています。

投入された税金が高額報酬やジェット機になるのはけしからん。

そんな当たり前のことを大統領から言われないと出来ないのか。

当然の自浄作用が働かないのであれば、救済そのものが疑問。
アメリカの誇り高き、自己責任による退場ルールはどこにいったのか。

救済資金への椅子取りゲームが生死を決めるなら、努力よりも政治力。

市場原理主義(そんなモノは実際にはありませんが)を批判する代償に、モラルが犠牲になっていくことが現実なら、今後の世界は一体何を基準に再構築されるのでしょうか。

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