東京グルメツアーを世界に売りたい
昨日発表された2008年度の貿易収支は28年ぶりの赤字。
おそらく2009年度は黒字に復活するとは思いますが、07年度の10兆円には遠く及ぶはずもありません。
日本も再び外貨獲得を真剣に考えなければならない時代になりました。
麻生総理は、サブカルチャーの売り込みに熱心ですが、今のアニメ業界の処遇を見れば、こうしたマイナー経済で「国起こし」は無理です。
やはり国全体に渡って大きな効果が期待できるのは観光ですし、旅行の魅力といえば「食」。
最近「世界のベスト・レストラン50」に、青山の「レ・クレアシヨン・ド・ナリサワ」が選ばれましたが、この程度の評判の店なら、東京には「ごまんと」あります。
東京では和食に限らず、中華、フレンチ、イタリアンと世界中の料理の最高峰が体験できますし、こと「食の美」「素材を活かした繊細さ」「徹底したホスピタリティ」という概念に関しては、日本人ほど極限まで追求する国民はいないでしょう。
日本人が良いと思うものは世界も欲しがるということは、「すし」の世界的な普及によって証明されました。
米フード・アンド・ワイン・マガジン誌は、2年連続で東京を「グルメのための都市」のトップに選んでいます。
人間、何に使う金は惜しまないかというと、結局は官能的であったり、陶酔感が味わえるような体験。
風俗へ行くのも、舌がとろけるような美食体験も、「粘膜への刺激」と言う点で共通です。
但し但し、
「酒の飲みすぎ」と、その勢いで「裸になること」はイケマセン。
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