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April 06, 2009

ドル安相場

ドルが強いのは円とゴールドに対してだけで、ほぼドル全面安の展開。

Photo
何も良い材料が出ていないと思われるポンドでさえ、対ドルでは妙に強い。

当然、商品相場は好調ですから、資源株が買われます。

遅行指標である失業率は悪くても、その他の経済指標には下げ止まりのような兆候が幾つか現れています。

これらを景気の底打ちサインと思う人、本格的リフレ相場への突入と思う人。

どちらとも解釈出来るため、両方がとりあえずモメンタムに乗っておこうと思って行動します。

結果的に、週明けのアジア市場はラリーが継続しました。

ちなみに私はリフレ派ですので、金の押し目を拾いつつ、株式市場の急な腰折れにも注意してポジションを調整しています。

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Comments

「私はリフレ派」とのことですが、リフレーションから底打ちまでどの程度の期間だと思っておられますか?

私は、「その他の経済指標には下げ止まりのような兆候」の中でも特に住宅関連がフリーフォールから落ち着いてきたように思いますのでそう遠くないと感じています。これだけ大掛かりのリフレーションですと、消費を発火点として資産や最後の雇用まで少しづつ波及していわゆるL字型でだらだらと半年くらいつづくかなと直感しています。

ただ金融と不動産がフィーバーしていないのでそれだけにまだ踏ん切りがつかずといったところです。

もしよければAKAZUKINさんの転換点指標をご教示いただければ幸いです。

Posted by: Blue | April 06, 2009 11:32 PM

私は相場を予想して投資しているわけではなく、相場の流れに付いて行くことだけを考えていますので、特定の指標で転換を判断するようなことはしていません。
住宅価格にしても、この辺で底打ちなのか踊り場なのか、決め付けることはしませんし、自分勝手に方向性を決めて投資するのはリスキーです。
ただアメリカを基点とした経済はそう簡単に良くならないと考えており、通貨が膨張していることも事実です。
株が上がっているのも、業績期待ではなく、単にインフレヘッジ手段の一つとして買われている可能性もあり、そうしたリフレーションシナリオに自分のポジションを合わせて、上手く利益が出ればそれで良いし、自分が考えた通りにならなければ、出来るだけ損失を少なく撤退できるように監視を続けます。
投資は、先を予想するのではなく、現実の動きに対応していく、というのが私の基本です。

Posted by: akazukin | April 07, 2009 07:06 AM

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