金は買いか売りか
円建てのSPDRゴールド。
円安も効いて、高値9270から昨日の終値8870は、わずかに4%安。
比較安全資産と見られやすい金は、株高局面では短期資金が逃げてしまいますが、本格的に景気が回復するなら、世界需要の20%を占めるとも言われるインドを中心に、現物需要が価格を支えてくれるという期待も生まれます。
不景気なら安全志向の資金の受け皿、好景気なら実物需要。
また、日本人から見ると円安ヘッジ。
円安プレイなら、FXによるクロス円ロングの方が少ないとはいえスワップも入る、という人も多いかもしれません。
しかし、無節操な財政政策により全ての通貨が次第に信用を失っていくリスクを想定すると、いかなる通貨ペアでもヘッジできません。
金利とか配当とか、そんなものはたかだか年に数%の「些細な」こと。もちろんレバレッジには無縁。
そう言い切れる人にこそ、金の輝きは永遠なのかもしれません。
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