本当にこれで良いのか日本の財政
WSJは、皮肉たっぷりに、
How much can a country spend before investors bolt and bankruptcy hits? Japan is going to find out.(投資家が見放し、破綻が起こる前に、一体いくら国家は浪費できるのか。日本を見ていればわかるだろう。)
と書いています。
15兆円もの追加経済対策により、09年度一般会計は100兆円突破が確実となりましたが、税収見込みはわずかに46兆円。
予算の中味は、さすがに少しは未来志向になってはいるものの、40兆円もの新規赤字国債発行は、財政再建という観点からはクレイジーに近い行為です。
これを支えるのは1400兆円ともいわれる個人金融資産ですが、既に国家債務は940兆円。
これまで蓄えた貯金を全員で食い潰していることは、高度な世代間贈与と言えなくもありませんが、あまりにも危険です。
アメリカの財政赤字は全ての国で負担する仕組みが出来ていますが、日本の赤字は誰も面倒を見てくれません。
このまま行けば、20年後には日本国債がデフォルトしているか、あるいは消費税が20%を超えるような世界が待っているか、どちらかでしょう。
アルゼンチンのデフォルトは国の債務がGDP比50%、ロシアのデフォルトはGDP比60%の時だったと言われています。
日本国債は既にそんな次元はとっくに越えていますが、ほとんどが国内消化だから大丈夫だと言われてここまで来ました。
長期金利の水準は、いつでも成長率にリンクして低いという保証はなく、買い手が不安になれば、銀行の取り付け騒ぎのように、一晩で奈落の底です。
日本人は全員が同じ幻想を見ている、「裸の王様集団」であるだけなのかもしれません。
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Comments
毎回拝見しております。
はじめておじゃまします
私もこの心配なお話に同感です。
税収不足で政策をどうするのかと思ってたら緊縮じゃなくて拡大になってしまって…どんな非難の言葉も出ません。
出るのはため息ばかりです。
Posted by: jam | April 13, 2009 10:43 AM
jamさん、はじめまして。
財政支出の目的はセイフティネット構築のような「救済」目的には向いているのでしょうが、これで需給ギャップを埋めて景気をどうにかしようという大きな期待は抱かない方が良いように思います。
国民も「おねだり」を止める必要がありますが。
今後ともよろしくお願いいたします。
Posted by: akazukin | April 13, 2009 12:39 PM