分断を深める不況対策
アメリカは恐らく「なべ底」景気、BRICS内需の堅調という外部環境予想からすると、日本経済は底打ちする一方、遅効性のある労働環境はこれからが底。
生活防衛意識の広がりのせいか、最近、昼に外食する女性の姿が減っています。
労働市場が収縮する中で、官僚と大企業正社員を中心とした既存権益層は自分たちを囲い込んで防衛します。
多くの問題があるものの、韓国では貧しい者が大統領になり、日本は資産家の二世たちがトップを狙います。
入り口を絞り込んだ権益層は、景気持ち直しの恩恵を享受する一方、不満を緩和するためにバラマキ。
「魚」は与えられても「釣り竿」が与えられなければ、低所得者はいつまでも「お慈悲」にすがる生活。
成長戦略なき財政赤字の膨張。
予算配分を握る者にとっては、「我が世の春」がやって来ました。
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