民主党の選択は正しかったのか
国民が次の衆院選で民主党に政権を委ねるとすれば、その最大の理由は、具体的な政策でも官僚中心体制の打破という時間のかかりそうな夢でもなく、ともかく金魚鉢の水を一回取り替えてみようという趣旨に違いありません。
だとすれば、ともかく水はフレッシュな方が良いのです。
小沢氏の秘書問題に続いて、極めて無難な党首選択。
民主党は積極的にリスクを取りに行かなかったため、確実に手に入るものからまた半歩、自ら遠ざかってしまったように思われます。
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Comments
「金魚鉢」、笑いました。
支持はしていませんが予測として岡田逆転勝利を半ば確信していました。
挙党一致ならば岡田氏を顔にした選挙態勢を組むのが最善だったはずですので、民主党の結束の弱さが露呈した印象です。
不確定な政権奪取への賭けよりも、権力者に取り入っておこうという選択が、時代を反映している気がしました。
むしろ政権に腰が引けているのかも・・・
Posted by: yamazakidog | May 16, 2009 11:03 PM
民主党内の世代間闘争で若手がまだ力不足という印象を世間に与えました。
民主党は、非自民であることを選んだ人たちの集合ですが、その理由が様々であるだけに、今のままでは一体感がありません。
確実に次の選挙で勝つためには、非自民以外のスローガンが必要でしょう。
Posted by: akazukin | May 17, 2009 09:22 PM