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June 10, 2009

民放は多過ぎる

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今週号の週刊東洋経済の特集は、「電通VS.リクルートVS.ヤフー、大激震!広告サバイバル」。

今朝通勤電車(JR)の中で、ふとそれを思い出し、意識して中吊り広告を観察してみると、一車両で12か所ほどある設置個所で、埋まっているのは5か所だけ。
しかも、その内2か所は自分(JR)がスポンサーの劇団四季ミュージカル。

昔は雑誌の広告がずらっと垂れ下がっていて、見出しを読んだだけで腹いっぱいになったものでした。

消費者の物欲が減退し、広告量も減少する中で、最も厳しいのはテレビ業界でしょう。

そもそも広告効果をまともに計測する仕組みが存在しない。
今や録画して見るのが主流なのに、相変わらず当てにならない視聴率依存の体質。

バラエティは低俗。
タレントがコメントするニュースは軽薄。
貧しくなって主婦はパートに出るからワイドショーも没落。

電波行政に守られたキー局と大手が寡占する広告代理店との「持たれ合い」。

将来生き残るとすれば、二流三流芸能人を活用して低予算番組を作るノウハウに長けたテレビ東京が、意外と大穴ではないかと思っています。

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