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June 23, 2009

沖縄で感じたこと

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今日は慰霊の日。
沖縄で当時の戦闘を指揮していた第32軍司令部が自決した日です。

広島、長崎、沖縄、知覧。
戦争の跡を見て回りましたが、最も胸を打たれたのは沖縄です。

広島、長崎は、もちろん大変に悲惨ではありますが、あまりに一瞬の出来事であり、日本の判断で止めることは不可能でした。

沖縄での不毛な陸上戦は、日本の判断で、何時でも止めることができました。

沖縄は「捨て石」だったと良く言われますが、一体全体何のための捨て石だったのか。

本土決戦は無かったわけですし、降伏の条件が緩和されたわけでもなく、今もって慰める言葉が見つかりません。

政府は弱者の味方でも何でもなく、最後はただ自分たちの延命のためだけに行動する。

その構造は今も変わっていないということを認識させてくれる場所が、私にとっての沖縄です。

広島、長崎では、アメリカの冷酷な判断によって多くの人が犠牲となりましたが、沖縄は日本に見捨てられ、日本人に殺されたのです。

米兵が撮った1945年の東京

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