国民は困っている
沈みかけている船の中。
船員たちは、誰もが自分だけは助かりたいと浮き足立ち、船長を替えろ、と怒号が飛びます。
「賛成!で、誰にするんですか?」
「知るか」
救助に向かう船でも、船長の事務ミスが発覚。
真面目が取り柄の機関士は懐が狭い上、船長との連携も十分ではなく、本当に救助活動ができるのか不安です。
「他に助けに来てくれる船は無いんですか?」
「あるにはありますが、小さすぎてこの悪天候では到底無理です。」
乗客たちは、沈没の不安に脅えつつ、頼りない救助船を待つしかないのかと、皆ため息ばかりです。
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