日本は米中の狭間にいる
日本は中国のように内需の伸びる余地はないが、アメリカよりはましだろうと考えれば、この位置になるのでしょう。
言い方を変えれば、アメリカよりも中国の影響下(支配下)にあるのです。
中国では銀行融資の増加が素直に(?)株と不動産に向かっていますし、香港はドルペッグのための流動性供給。
世界中、ドル安という金融緩和で資産価格が上昇中。
これを実態経済と乖離しているといえばそれまでですが、こうしたミニバブルに日本株が助けられているのも確かですし、人々はインフレを望んでいます。
デカップリング議論も再燃。(http://www.ft.com/cms/s/0/657bedc2-56ba-11de-9a1c-00144feabdc0.html)
グローバル経済において完全なるデカップリングは有り得ませんが、全てがフラットであるのも不自然。
いつの時代も、すぐに上がりそうなモノに向かう人と、安いモノを買う人がいて、世界はどうにかバランスを維持しています。
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