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July 11, 2009

羽生の頭脳

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今晩の「追跡AtoZ、脳の秘密 未来はどう変わる?」でも放送されるようですが、将棋の羽生名人の脳の分析が、先日の朝のNHKニュースで取り上げられていました。

羽生名人の頭脳が、天才的な閃きを放つ時、脳のどの部分が働いているのか。

今回の実験によれば、大脳基底核という部分が働いていることが判明。
これは一般のアマチュアには見られないとのことです。

大脳基底核は、例えばブラインドタッチのように、訓練によって習慣化した行動をコントロールする場所。

つまり、一般的に知性を司ると言われる脳の表面部分ではなく、もっと奥の場所が働いているという事実がわかりました。

天才的な閃き、直観力というものが、受験技術で養われるような「この問題ならこの解き方」といったパターン記憶の積み重ねの上に生まれるものだとするなら、詰め込み教育こそが直観力を生む土壌だった、と言えるのかも知れません。

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