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August 08, 2009

良い兆しには違いないが

Photo米7月の雇用統計は、失業率が0.1ポイント改善して9.4%。
非農業部門の雇用者数は前月から24万7000人減少と、減少規模が6月の44万3000人から大きく縮小。

雇用統計発表の金曜日は相場のベクトルが「誇張」されるのが通例ですが、昨日は良い方向に動きました。

一旦改善した失業率が再び悪化した前例はない。
という意見と、依然失業率は10%に乗る可能性が残っているという二つの見方が並存しているのが今の心理状態でしょうが、景気後退の終わりのサインがまた一つ増えたことには違いありません。

また、6月のドイツの輸出が前月比7%増と予想を遥かに超える伸びだったことも、ポジティブサプライズとなっています。

海外メディアは、これを「unexpected surge」と表現し、ドイツ経済のV字回復シナリオに期待する声も出ています。

為替相場ではドルが買われ、円安が進みました。
Photo

ドル円97円台、ユーロドル1.42という水準は、この数ヶ月間のレンジの中であり、とりわけ注目する必要もないと思われますが、ユーロ円や豪ドル円などクロス円は、今年の高値を抜けて弾みが付きそうにも見えます。

意外に堅調な日本株の背景は、こうしたところにもありそうです。

個人的には楽観も悲観もしていません。
現在の株高をドル安バブルと考えるなら、ドル高はむしろ悪材料ですし、雇用環境好転で出口戦略が意識されるのは相場の心理的な重石になります。

来週のアジア株は「のりピーショック」の反動で上がるでしょうが、はしゃげば当然にやられます。

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