« 分業の限界は近いのか | Main | 不動産マーケットの雪解けは近いのか »

August 28, 2009

デフレ日本は三重苦

失業率が過去最悪の5.7%。
CPIが前年比2.2%も下落。
家計の消費支出は名目で4.5%もの減。

定額給付金やエコポイント、エコカー支援などの政策支援があってのこの数字は深刻です。

日本の失業率に関しては、海外メディアもかなり注目して報道しています。

FTの「Economic gloom mounts in Japan」を、ざっと訳します。

日本のCPIは予想以上に下落し、失業率は上昇した。
失業率は前月の5.4%から5.7%にジャンプ、1960年以来の最悪レベル。
企業は新卒を採用しつつ、従業員は解雇している。

雇用不安は家計支出に影を落とし、悪化するデフレがさらに需要を弱めている。

「最近のデフレ傾向は1年前と比べた原油価格の急落が原因で、今や原油は上昇に転じているため、早晩CPIの急降下は止まるのではないか。」

経済指標は予想より悪いものの、多くのエコノミストは、日本経済が底を打ったという事実は変わらないとみている。

いずれにせよ、日本国民は、今までの路線を変更したいと考えているので、日曜日の選挙で自民党は地滑り的な敗北になると予想されている。

この記事が参考になりましたら BlogRankingに一票をお願いいたします。

|

« 分業の限界は近いのか | Main | 不動産マーケットの雪解けは近いのか »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




« 分業の限界は近いのか | Main | 不動産マーケットの雪解けは近いのか »