ドル円相場は転換点か
先週の雇用統計改善に続き、FRBが「Level Out(横這いになった)」という表現で景気底打ち判断を示唆。
今まで、良いニュースはドル売り、で反応してきた為替市場も、少しムードが変わってきたように思われます。
無論、円以外の通貨では、リスク志向=ドル売りが基本には違いないでしょうが、ドル円相場は、FRBの出口戦略具体化に伴うドル金利上昇があれば、素直に円安方向に反応しそうに感じられます。
そもそも3月にFRBが3000億ドルの長期国債買取を決めたことが、今思えば相場の転換点。
低金利とドル安が保証されたことで、不況下のインフレ期待(懸念?)相場になりました。
相場は材料も重要ですが、時間軸による材料の消化タームも重要です。
リーマンショックから半年後の国債買取ニュース。
もう少しでまた半年。
もし今後、実体経済の回復という新たな材料で相場が大きく動くとすれば、アメリカの不動産マーケットで良い指標が出ることが前提になるように思われます。
「騙し」かもしれませんが、FRBドルインデックスは直近、興味深い「跳ね」を示しています。
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