全ては「那須」「涌井」の否定から始まる
自民党は野党が確定したことで、完全に開き直り。
民主党を批判するCMををHPに載せるため、ネット選挙を解禁しました。
「相手に合わせるだけでは誰一人幸せに出来ない」というキャッチコピーは、秀逸かつ自虐的です。
これまでは、いわゆる重鎮(老人)がネット選挙に反対していましたが、彼らのほとんどは当落線上ギリギリにあり、もはや力はありません。
自民党内でも政権交代、即ち世代交代が避けられない流れとなっていることが窺えます。
選挙前、「公示後はマニフェストをHPに掲載することもいけません」などとお行儀の良い解説を垂れる人がいましたが、そんなアホ解釈は消え失せました。
民主党には外交防衛と成長戦略で不安もあるが、「コンクリートから人への投資」「米国からアジア」など、大きな方向性としては肯けるものがあり、おかしな部分は野党自民党が修正してくれることを期待する、というのが国民の意識でしょうか。
いずれにせよ、他国にどう批判されようと、日本人は国益と平和を尊重しつつ、自立して自分たちの価値観をアピールして行くしかない。
選挙後実権を握る小沢一郎の考える「普通の国」とは、多分そんな姿でしょう。
そのためには、国民の意思が歪(ゆが)み無く国政に反映される必要があり、「一票の格差」は取り除く必要があります。
その意味で、衆院選挙よりも国民審査の方がより「構造的には」重要とさえ言えそうです。
一票の格差を合憲とした最高裁判事は、那須弘平裁判官、涌井紀夫裁判官の二名です。
もしあなたが「一票の格差」に反対なら、「×」で意思表示する必要があります。
参考:「一人一票実現国民会議」。
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