不動産マーケットの雪解けは近いのか
相場は足元の経済指標に一喜一憂していますが、大きな方向性としては金融危機の大打撃から立ち直り、米国の住宅市況も好転しつつあります。
市場では新規のエクイティ募集や高利回りの債券募集が活発ですから、運用したがっているマネーは潤沢にあると思われます。
例えば、ソフトバンクは6月に続いて、表面レート4.5%(前回は5.1%)の個人向け社債を600億円発行する予定です。
アメリカではREITが積極的に資金調達を実施しています。
WSJアジアの記事「REITs Are Poised to Pick Up the Pieces」によれば、
アメリカのリートは今年に入って、150億$(1.41兆円)の公募増資と20億$(1880億円)の無担保社債発行を行ったとあります。

左のグラフによると、米国商業用不動産の価格は、2001年比で+20%の割安(?)水準まで下がりました。
かつてない不況と言われる中でも、首都圏の中古マンション取引件数(4~6月)は過去最高です。
富裕層の投資マインドも積極的で、数億円単位のビルやマンションなら現金で購入する人が多いとも聞こえてきます。
価格は下がっていますが、値頃感と高い利回りに誘われ、個人の取引は活発なのです。
後はフリーズしてしまっていると言われるプロの投資用不動産市場が動き出せばムードが本格的に変わると思われます。
きっかけを作るのは、融資している金融機関が積極的に売却を促して損切りを始めることと、J-REITの公募増資が成功することではないでしょうか。
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Comments
不動産業界もなかなか厳しいですよね(涙)
参考になりました。
また、サイトに寄らせて戴きます。
Posted by: アークプランニング | October 11, 2009 at 11:09 AM
大分前の記事ですが、コメントありがとうございます。
今後とも宜しくお願いいたします。
Posted by: akazukin | October 11, 2009 at 02:20 PM