JALの本格的解体が始まる
前原国交相直轄のJAL再建チームでは、NO2格の富山和彦氏が議論をリードすると見られています。
彼の頭の中は、こんな感じではないでしょうか。
①良いJAL(黒字路線)と悪いJAL(赤字路線)に分ける。
②悪いJALの内、政治判断で残す路線を決定し、税金投入。
③良いJALは数年間でさらに筋肉質にリストラ。
最終的にはANAと合併し、国際競争可能なメガキャリアを一つだけ残す。
このグランドデザインの中では、労組やOBの年金問題などは脇役です。
グズグズしていれば、日本にナショナルキャリアは一つも残らない。
これは日本の安全保障上の一大事。
その危機感が国を動かすと思います。
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Comments
Akazukinさん、こんばんは。
何も考えずにジムに倣ったため、JALではえらい目に合いましたが(大反省)、もともとAkazukinさんはこのことをお見通しでしたね。素晴らしいの一言。
1株5円になったら、買ってみますかね。
Posted by: iceberg | September 28, 2009 10:16 PM
お見通しなんてことは全然ありませんが、ANAとJALの経営力の差は、誰が見ても明らかではありました。
JALの株価は、政府支援の思惑と株主優待券によって高止まりしていますので、おっしゃる通り、ディストレス投資と割り切った姿勢が求められると思います。
Posted by: akazukin | September 29, 2009 08:52 AM