金曜夜は美術館へ
先週金曜日の夜、会社帰りに上野の西洋美術館へ行ってみました。
金曜日の閉館は20時なので、午後7時少し前に着いて、ちょうど1時間ほど鑑賞。
チケット売り場はモチロン行列なし。
コインロッカーの空きも十分。
あまりに人が少ないと逆に寂しいものですが、後ろから急かされるほどの混雑はなく、かといってスカスカでもなく、ちょうど良い混み具合でした。
展示物の中では全くマイナーな位置づけである、ローマ時代の「水道の弁」に妙に感心してしまいました。
類推するに、当時の治水、鋳鉄技術は他地域を圧倒していたに違いなく、これこそがローマ帝国の強さの真髄だったのだろうと思われます。
日本も技術で先頭集団を走れなくなったならば、デパ地下に世界の食材が所狭しと並ぶ今の繁栄は、予想もできないほどのスピードで終わっていくはずです。
日本の環境技術は世界一だなどと、良く知りもしないはずの人が語っているのを見ると、金融危機発生当時、日本の金融機関は世界で最も抵抗力があると言われていたのを思い出します。
なお、他にも、国立新美術館や東京国立博物館などが金曜夜の開館延長を実施しています。
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