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October 06, 2009

豪中銀が利上げ

利上げは早くても12月かと言われていたオーストラリア準備銀行(RBA)が、今日政策金利を3.25%(+0.25%)にしたのは驚きました。

日本がさらに深いデフレへ沈んでいくのが実感される一方で、資源国としての強さを示しました。

オーストラリアは万年貿易赤字国ですから、資金還流のために高金利とせざるを得ない、と教わりました。

工業製品を作る能力に関しては、日本人に遥かに及ばないはずです。

人間が努力よりも才能で決まる部分が多い程度には、国力は製造業よりも資源次第であると言えそうです。

才能だけ、資源だけでは大国にはなれませんが、そう高望みをしなければ、そこそこ楽に生きて行けるのです。

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左は豪ドル/米ドルペアの月足です。

2007年後半、カナダドル/米ドルが「1」を超えて話題になりましたが、今度は豪ドルが米ドルを抜くかもしれません。

米国内で、かつてのようなレバレッジが復活しない以上、米国株が新高値を付ける事は無いものの、ドルは次々と新安値を付けていき、その度にコモディティも一つ階段を上がって行く。

そういうイメージは、かなり起こりそうな姿に思えます。

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