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October 11, 2009

売られるポンドとドルに反発の目はあるか

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左はポンド円です。
イギリスは経済構造がアメリカに似ているため、主要国通貨では米ドルに次いで弱い動きです。

先週8日(木)、イングランド銀行は政策金利を0.5%に据え置き、資産買い入れプログラムの規模も1750億ポンドに維持すると発表。
予想通りとはいえ、出口の遠さが再認識されて、依然ポンドは軟調な展開です。

2007年夏、ポンド円が250円を超えた時には、地下鉄初乗り料金(4ポンド)が1000円と話題になりました。

ロンドンの地下鉄はプリペイドカードの利用促進のため、敢えて現金価格を高く設定しており、カードを使えば1.6ポンド~。

現在のポンド円140円なら224円。
中心部のゾーン1を含まない路線は1.1ポンドですから、154円。

ほぼ日本と同じになったと言えそうです。

ちなみにロンドンのラーメン価格は5.5ポンドくらいですから、770円。
これもまあ適正な範囲でしょう。

Cmegbp
左はシカゴ筋のポンドポジション。
ポンドに弱気なのは当然ですが、ちょっと売りポジションに傾きすぎているような気がします。

日本ではドル円での円高ばかりが騒がれますが、豪や加の雇用指標が良く、クロス円は足元で円売りムード。

最近では、対ドルでの自国通貨高を懸念して、タイなどのアセアン諸国やロシアも為替介入(ドル買い)を実施しています。

ドル安はアメリカ経済を助け、間接的に世界経済の安定へと繋がるだろうと、各国は弱いドルを容認して来ましたが、世界の中央銀行は、その副作用を警戒するモードに入っているものと考えられます。

バーナンキ議長は、ドル安による金価格の上昇や産油国のドル離れの気配などにも目配りをして出口戦略を考える必要があり、米国経済の立ち直りが遅れれば、ジレンマに陥る可能性もあります。

「アメリカは弱いドルを望み、世界はドルの安定を望む」のが皆の本音でしょうが、大量発行したドルの「質」を保つのは容易ではありません。

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Comments

こんにちは。
最近になって話題のFXをはじめたばかりの初心者です。まずは王道のドル円、ポンド円でトレードしようと思っています。
皆さんのブログを拝見して、日々勉強中!
またよらせてもらいます。
応援ぽちっ!

Posted by: りょうた(スプレッド@最小倶楽部) | October 16, 2009 at 10:04 PM

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