デフレは敗北の結果
格差拡大の元凶はデフレです。
デフレは既存の金融資産の購買力を増加させる一方、若年層の資産形成を困難にします。
富裕層の地位は安定し、若年層は生活防衛に走り回るので精一杯。
日本のデフレは、新興国に仕事を奪われた結果です。
失業が増え、低賃金化が進行して需要は減退。
消費者は格安PB商品に走り、メーカーは賃金カット、事務作業は「大連」へ。
日本語作業でも中国に負ける日本では、雇用が空洞化するのは不可避です。
実体経済におけるリアルな敗北は、財政政策や金融政策だけでは克服不可能。
日本人の生活レベルがドンドン落ちていくことを食い止めるには、中国人が追いついて来られないポジションを維持するしかありません。
竹中氏は、今頑張っている人の負担(規制)を緩和すれば、さらに頑張る人が増えるだろうと考えました。
民主党は、今頑張っている人の負担(税)を増やして支えあえば、今頑張れない人がもっと頑張るだろうと主張しています。
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