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December 20, 2009

クロス円は長期円安へ

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先週はユーロが売られ、ドルが買い戻されました。

ギリシャなどのソブリンリスク、比較的堅調な米国の経済指標、クリスマス休暇に向けてのレパトリなどが後付け解説されていますが、兆候はありました。

スイス中銀の度重なる通貨高警戒宣言や市場介入などもあり、欧州圏通貨安の方向性は見えていたので、私もユーロ/ドルの売り、ドル/スイスフランの買いなどで少しは利益が得られました。

一方、この反動でクロス円は円高方向になり、クロス円ロングポジションの利益は目減り。

ドルに対してユーロ、豪ドルなどが売られれば、当然ながら対円にも波及します。

但し、このドル買戻しも、一旦は落ち着いたように思われます。

この先、さらにドルが買われていくとすれば、それはリスクオフのドル買いというよりも、少し先のドル金利上昇を緩やかに織り込んでいくような動きになると予想しています。

その場合、一番解消されやすいのは円ロングのポジションです。

無論豪ドルなどの方がポジション的にはイッパイイッパイな部分があり、常に下落ショックが起こりやすい状況ではあるものの、厳然とした金利差は残るために一定の買い支えは入ります。

円ロングは、リスクオフに強い、元高は円高という連想以外には、具体的なメリットが見出せません。

今後の世界景気回復の足取りが、ゆっくりと言えども確かなものである限り、クロス円はじっくりと円安に進んでいくと考えられます。

日銀は、物価ゼロ以下は許容しない、という表現で来年の金融緩和の下地を作りました。

2009年はドルキャリーの年でしたが、2010年が円キャリーの1年になれば、少しは日本人の苦しみも減ることでしょう。

Cmejpy

ちなみにシカゴ筋の円ロングは、ほとんど解消されました。

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