眠っているよりは良い
日銀が急遽政策決定会合を開催し、追加金融緩和策を発表。
内容自体はインパクトに欠けるとの見方がメジャーですが、ともかく眠っていた日銀を政府が動かしたことに関して、市場は一定の評価をしているように見えます。
日銀は国債買い切りを行わないことを自らの節度としているように見えますが、世界が異常な態度を取っているのに、自分だけが平常時のスタイルでいること自体が異常であり、それが円高と株安を生んでいる原因とも考えられます。
左図のように、シカゴ筋の円買いがイッパイイッパイのレベルに達していることもあり、反動で円安に振れやすいという背景も短期的にはありそうです。
円安=日本株上昇の法則から見ると、円売りも日本株買いも同じように思われがちですが、成長力の衰えた国の企業を買うよりは、その国の通貨を売る方が、投資の王道に近い行為であるように思われます。
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