どう人民元高をプレイするか
褒め過ぎかもしれませんが、ある意味で内需の本命です。
参考:中国株相場観:急激な円高で何を買う?
私が最初に中国株を勉強し始めた時に驚いたのは、北京空港や高速道路など主要なインフラ事業が上場されていて、外国人でも自由に売買できることです。
無論、議決権の過半数は中国の公的な会社が押さえているのですが、それでも羽田空港や東名高速を上場することなど考えてもいない日本に比べれば、経営状況はずっと透明です。
これを見た時、中国の共産主義はとっくの昔に終わっているのだと実感しました。
今中国にあるのは、激烈な競争による市場経済と、それを上手く統括しようと努力する共産党という優秀な官僚集団です。
そう考えれば、日本の高度経済成長時代と同じ構図です。
日本の発展過程をトレースする中国が、絶対に日本の轍を踏まないと決めているのは、急激な通貨高によるバブル経済の出現です。
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