低金利は続く
一部で期待が高くなっていた12月の米雇用統計。
失業率は変わらず10%、非農業部門の就業者数は8万5000人減に悪化。
雇用は足踏み状態で、急回復はないということが判明しました。
為替相場は若干のドル安、株式相場は僅かにプラス。
アメリカの低金利が長期化することが、より確実になり、それを反映した結果に見えます。
雇用の回復は遅いのですからアメリカの消費はそう増えないわけですが、それでもインフレ懸念は収束しない。
という認識が再度固まった、ように理解されます。
ドル円相場の今後は金利次第だと思いますが、日本の財務大臣発言がある程度円高の防波堤になりそうです。
アメリカでさらに株高債券安が続くならドル高ですが、今のDOWの水準にさほど上値余地があるとは思えません。
クロス円はアメリカで利上げが遠のいた以上、買われやすいということになりそうですが、短期的にはロングに傾きすぎているので、むしろ悪いニュースに反応しやすいかもしれません。
個人的には、年末から続いた第一幕は終了してインターミッションで当然だろうと思います。
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